コンビニなどでアイスを購入する方も多いと思いますが、裏の内容表示をよく見てみると「ラクトアイス」と表示されている商品があります。
カップのバニラアイスを購入していると思ったら、実はラクトアイスだったなんてことはよくあること。
ラクトアイスの他に、アイスクリーム、アイスミルク、氷菓などがあり、これは使われている素材、つまり何がどれだけ使われているかで変わってくるのです。
「おいしければなんだっていいや」という方、それはよくありません。
内容成分によって同じ量を食べても、「太りやすいもの」と「太りにくいもの」があるのでは知っていたもの勝ちです。
コンビニなどでアイスを購入する方も多いと思いますが、裏の内容表示をよく見てみると「ラクトアイス」と表示されている商品があります。
カップのバニラアイスを購入していると思ったら、実はラクトアイスだったなんてことはよくあること。
ラクトアイスの他に、アイスクリーム、アイスミルク、氷菓などがあり、これは使われている素材、つまり何がどれだけ使われているかで変わってくるのです。
「おいしければなんだっていいや」という方、それはよくありません。
内容成分によって同じ量を食べても、「太りやすいもの」と「太りにくいもの」があるのでは知っていたもの勝ちです。
ちなみに、実はラクトアイスが一番太りやすいみたいなんです。
ラクトアイスってなに?
いわゆるアイスと呼ばれる商品には、それぞれ明確な違いがあり、その違いを示すために商品表記を「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」としてます。
その違いは「乳固形分」、「乳脂肪分」の含有量!
乳固形分 | 乳脂肪分 | |
---|---|---|
アイスクリーム | 15.0% | 8.0% |
アイスミルク | 10.0% | 3.0%以上 |
ラクトアイス | 3.0%以上 | ― |
氷菓 | ― | ― |
は?って感じですよね。
「乳固形分」とは牛乳の水分以外の成分のこと。
牛乳って82%が水分で後の残りがカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、リンなどのミネラル成分なのですが、そういった栄養分みたいなものです。
「乳脂肪分」は乳固形分から無脂乳固形分を引いたもの。
つまり、乳固形分+無脂乳固形分=乳脂肪分ということになりますね。
ここまで聞いても、は?でしょう。
つまり、アイスの元となっている牛乳のうまみや栄養分がぎゅっと詰まってる成分と考えてください。
その含有量が高い順に「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」となります。
だからラクトアイスって、「ぎゅっと詰まってる成分」が少ないんですね。
だから安いのか・・・
脂肪分が少ないのにラクトアイスが一番カロリーが高い!
表を見て頂いてわかる通り、「ラクトアイス」は乳脂肪分、乳固形分が「アイスクリーム」「アイスミルク」より少ないんです。
でもラクトアイスが一番高カロリー
乳脂肪分、乳固形分が少ないラクトアイスが一番カロリーが高い理由は、うまみを増すため使用される「植物性脂肪」が多く使われているからなんです。
うっかり、値段が安いというだけで買い物をしていると痛いしっぺ返しをくらうという典型と言った感じですね。
ちなみに100gあたりのカロリー比較は以下の通りです。
種別 | カロリー |
---|---|
アイスクリーム | 180kcal~212kcal |
アイスミルク | 167kcal |
ラクトアイス | 108kcal~224kcal |
ソフトクリーム | 146kcal |
一番カロリーは高いが料金は安いラクトアイスを賢く食べる方法は他の記事でご紹介してますので、よかったらどうぞ♪
まとめ
コンビニで簡単に購入できるアイスには「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」といった明確な区分けがされています。これは「乳固形分」、「乳脂肪分」の含有量の違いで分けられているわけです。アイスクリームが一番含有量が多いため、一番おいしく、値段も一番高いわけです。それに対し、ラクトアイスは含有量が低いため値段が安く、手に取りやすい!でも植物性脂肪を加えるためカロリーは高くなってしまいます。その辺を意識してアイスを賢く選んでみるのはいかがでしょう?