悪魔の証明って聞いたことがあるでしょうか。
最近では、アニメやニュースなどでも登場して、身近な言葉になってきているようですが、もともとは法律の場で使われる言葉のようです。
「悪魔(存在しないもの)を証明することはできない」だから悪魔は存在するんだ!という詭弁の論法に対しての切り返しで使えるのです。
悪魔の証明の意味
悪魔はいる?と聞かれたら当然いないと答えますよね。
いないと答えた方がいないことを証明する必要があります。
当然、いないことの証明できません。
いないことを証明できない→だからいるという結論になりますが、そんなロジックを許さないという意味で使われます。
ビジネスシーンでこんな使い方ができますよ
もともと法廷などで使われる悪魔の証明は意味と解釈は難しいですが、普段の使い方はいたって単純です。
基本的に理不尽な言いがかかりに対して、「それ、悪魔の照明ですよ」と切り返しで使いましょう。
上司から理不尽な評価を受けたら
例えば、あなたが営業で、目標数字はクリアし実績は充分だったが、会社からの最高評価ではなかった。
その理由を上司に尋ねると、「実績は残したが過去の案件を見て、なんとなくトラブルが多い気がする」と言われたとします。
トラブルなんて起こしてない!
昔、起こしたトラブルのマイナスイメージを評価に持ち込まれても困る!!
そんな時、使ってみましょう。
「部長、それは悪魔の証明です。私はトラブル案件など抱えていません。トラブルがないことは証明できませんが、私が証明できるのは、今期の実績数字のみです。」
本当に探したのか?
先輩に何か探し物を頼まれた時、あなたが「先輩、ありません」と答えると「本当にちゃんと探したのか?ちゃんと探せ!」というムチャぶりをされたとします。
そんな時使ってみましょう。
「先輩、ちゃんと探しましたが、やはり見つかりません。ここではないと思うのですが、ここではないということは証明できません。悪魔の証明になってしまいますからね。」
ほんの例題ですが、いかがでしょう。
ムカつくイイがかかりに、ケンカごしに返すのでなく、ちょっとした「悪魔の証明」のような言葉を使ってあげるだけで知的な切り返しになりますよ。
もっと「大人な切り返し」をしたいあなたへ
「自分軸のある人生設計」の個人アドバイスを実施している潮凪洋介さんという方の著書です。
今回、悪魔の証明がビジネスシーンでの使い方をご紹介しましたが、それとはちょっと切り口が違い、大人は色気のある言い方で、地位も女もモノにする!上司、クライアント、妻、女友達に対して、モヤモヤ、イライラするシーン別に、その解決法を紹介してくれる本です。
もしよかったら、読んでみてください。