アトピー持ちの私ですが、痒みとの長年の戦いから、徐々に症状は落ち着いてきたように思います。
一番酷いときは、痒みで寝られませんでした。。。
しかし、症状が治まってきたからと言ってまだまだ悩みは絶えません。
その悩みの一つは「落屑」です。
私はサラヴィオ信者なので、この落屑対策にはサラヴィオ美容液にお世話になっているのですが、最近、お子さんがアトピーで悩んでるママさんのブログで「 アトピスマイル」がいいとあり、気になって購入してみました。
アトピスマイルがすごいのは水分保持能改善効果
アトピスマイルの広告を見ていると、どうやアトピスマイルの凄さは日本で初のライスパワーNo11を配合した製品であることらしいです。
米の力が11番目・・・・
「ちょっと言ってる意味が分からないんですけど」ということでで調べてみるとどうやら
「水分保持能改善効果」というものがあるのだそうです。
つまり、通常「保湿力」というと、肌の上からローションをぶっかけて、乾燥した砂漠のような肌に水分を与えているようなものなんだとか。
乾燥した肌に直接水分を与えるわけですから、肌は潤います。
しかし、乾燥した土に水をかけた時を想像してもらえればわかりやすいと思いますが、乾燥してひび割れた土が潤うの一瞬。
すぐに乾燥してまたひび割れてしまいます。
これって表面にしか水をかけておらず土の中心部は乾燥したままだからなんです。
しかし、ライスパワーNo11 は、表面に水分を与える効果があるわけではなく、ひび割れて水分を貯めておけなくなったアトピー肌の奥で、その水分を蓄える力をよみがえらせる効果があるそうなんです。
ただ表面を潤すわけでなく、根本的に水分がダダ漏れてしまう壊れたアトピー肌の修復をしてくれるというわけらしい。
お腹を空かせている子に魚をあげるわけではなく、魚の釣り方を教えてあげる的なことか・・・
つまり、皮膚の内側に働きかけて肌の水分量を保つ効果があるそうなんです。
一般的な保湿クリームは肌表面を潤しますが、ライスパワーNO.11は肌内部のセラミドを増やす効果があります。
そもそも目的がちがうんですね。
アトピーの乾燥肌は表面のバリアー効果が薄く、その密度がスカスカになっているせいで、外敵(紫外線や微生物、アレルゲン物質など)の侵入を許し、炎症を起こしてしまいます。
そのスカスカ肌の密度を上げるには、セラミドを増やすしかありません。
セラミドがギュッと詰まっている状態が健康肌と言えます。
セラミドが少なければ、水分を維持する事ができないので、水分保持能改善効果があるアトピスマイルはセラミドを増やし水分が維持できる状態に回復させてくれるというわけです。
なんか、めっちゃ良さそう!
根本的な解決が見込めるというあたりに魅力を感じて購入してみました。
商品が届いてから知ったのですが、アトピスマイルは非ステロイド剤のようですね。
依存性の強いものは効果があってもそれを辞める時が辛いですから、非ステロイドなのはありがたいです。
(なんでこういった製品って内容量少ないんでしょうか・・・)
でも、思ったより伸びがいいので少量ずつ大切に塗れば長持ちできます。
塗ってみた実感は、乾燥した部位に塗ると乾燥時のヒリヒリがスッと引きます。
しかし、炎症が出てる部分に塗るとちょっと染みて痛いかも。
まあ、薬ではないので炎症がある場所には使わない方がいいでしょうね。
落屑のボロボロ肌への効果は?
強く塗ると、そのまま肌がボロボロ剥けてしまうので、優しく広範囲に塗っています。
炎症が治まって完全に乾燥した肌にはとてもいいと思います。
なんというか乾燥時のヒリヒリした辛さがスッとなくなり即効性も感じられます。
使い始めて1ヶ月なので、肌の水分量がどう変わってきたかまではわかりませんが、確実に落屑のボロボロ肌はキレイになってきています。
サラヴィオ美容液との使い分け
落屑肌に効果があるのはサラヴィオ美容液も同様です。
もともとはサラヴィオ信者の私ですから、アトピスマイルもいい感じですが、サラヴィオも手放したくないですね。
サラヴィオは炎症が出ている部分にも使用できますが、アトピスマイルは炎症部分に塗るには向いてない気がします。
そういった相性から、お風呂上りに気になる部分全体的にサラヴィオ美容液を拭きかけ、乾いた後に乾燥がひどい落屑部分にピンポイントでアトピスマイルを塗るのが私のおすすめです。
まとめ
落屑とは、アトピー肌の以上に速いターンオーバーが起こす現象と言われています。炎症でボロボロになった肌の回復の兆しではありますが、鑑賞した肌をしっかり保湿してその回復を助けてあげましょう。回復の方法には表面を保湿するほかに、内部のセラミドを増やして水分所持能力を高める必要があります。私が今回購入したアトピスマイルはその両方ができる優れものだとわかり、愛用してます。しかし、炎症部分に使用するとヒリヒリ痛いので使用は控えてください。あくまで乾燥してヒリヒリ落屑している部分だけに使用してください。