アトピーのお肌で、乾燥して皮がめくれてボロボロになってしまって辛い思いしていらっしゃる方いらっしゃいませんか?
皮膚がボロボロと剥がれ落ちてしまうことを落屑といいます。
私もアトピー持ちなので、アトピーの調子が悪い時は、強い痒みと一緒にお肌がボロボロになってしまうことがあります。
ただ、アトピーの状態ってお肌のサイクルと密接に関係してくるもので、そのサイクルをよく理解したうえで、毎日のケアをがんばることで、その症状を抑えることも可能です。
落屑(らくせつ)の原因
落屑とは、皮膚が新陳代謝を繰り返す中で、死んで機能しなくなった皮膚が剥がれ落ちたりすることを指します。
乾燥した皮膚が粉をふくという表現されることがありますが、アトピーの皮膚は乾燥しやすく、炎症と回復を繰り返すことで、健康的な皮膚より広範囲で急速に皮膚が剥がれ落ちるため、皮膚が瘡蓋(かさぶた)のほうに剥がれ落ちます。
私は落屑は瘡蓋(かさぶた)のようなものです。
アトピーの肌は、正常な肌の新陳代謝と比べて、炎症⇒再生を繰り返しているため、そのサイクルが異常に早いと言えます。
肌の代謝をターンオーバーと言いますが、正常な肌のターンオーバーの場合、代謝によって入れ替わる肌がきちんと生成されてから、古い皮膚が剥がれます。
しかし、炎症が発生し薬などでその炎症を抑え、ターンオーバーを繰り返すアトピー肌は入れ替わる肌が作られている途中に、古い皮膚が剥がれてしまうため、ボロボロと肌が落ちる落屑となります。
アトピー持ちとしては炎症が強くジュクジュクしているのはつらいので落屑が起きている方が楽ではありますが、スーツなど着ている時はフケのようになってしまうので、できるだけ予防したいですね。
皮膚がボロボロ落ちるのは精神的にもしんどい
落屑は炎症が治まり、硬くなった皮膚がボロボロと落ちる状態は、アトピーを治すという観点から言うと回復に向かっている証。
あと少し我慢すればキレイになるのですが、それまではボロボロとフケのように皮膚が落ちてくると、周りの人から汚いという印象を与えてしまいます。
フケのような汚れがつかないようにまわりに気を使い気疲れしてしまいますし、ボロボロな肌を見ることは精神的にしんどい思いをします。
ボロボロ落ちる皮膚を予防するには、充分保湿をしておくことが必要でしょう。
日々のケアで落屑を目立たなくする
ジュクジュクの炎症期があり、皮膚が硬くなったあと、ターンオーバーした皮膚が剥がれていくので、アトピーを治す上で落屑は仕方ない、というか必要なものです。
しかし、皮膚がボロボロと落ちて送るのはフケのように見えて、周りからも気を使わせてしまいます。
入浴と洗顔
物理的に刺激を与えないという理由から、入浴はしない方がいいという意見もあるようですが、入浴は絶対毎日した方が絶対いいです。
アトピーを治すために一番大切なとは、私は皮膚を清潔に保つことだと思います。
しかし、肌に刺激を与える行為には変わりはないのですし、一時的に体の体温が上がってしまうので、強烈な痒みが襲ってきたりもするので、入浴が嫌いな方も多いのではないでしょうか?
実は私もアトピーがひどい時期は入浴は嫌です。
とはいえ、刺激を与えたくないと入浴しないとアトピーは悪化してしまいます。
入浴はしっかりする!
ただ、刺激を与えて痒みが強くならないように、肌刺激が低い石鹸や洗顔料を選びましょう。
セラミドで潤いのある肌作りを!
忘れがちなものに、油分があります。
肌を清潔にするために、何度も洗顔をしたり洗ったりするのは、とてもいいことなのですが、石鹸や洗顔料には油分を落とす効果があります。
洗いずぎて、肌の油分が必要以上に失われると、乾燥に繋がりまた痒みが出てしまいます。
痒みを抑えて手っ取り早く油分を補給できるものにステロイドがありますが、毎日塗るものでステロイドは避けましょう!
絶対ステロイドがダメということではありません。
ステロイド=悪という風潮がありますが、私はそうは思いません。
季節の変わり目など、アトピーが辛い時期はあります。
その時はステロイドに頼りましょう。
しかし、毎日のケアにステロイドはふさわしくないので、毎日の肌ケアができて非ストロイドのクリームがいいでしょうね。
大切なのは、量を調整してしっかりコントロールすることです。
しっかりと保湿
落屑は肌が順調に回復している最中のため、自分で落屑をボリボリと落としてしまうことはおすすめしません。
しかし、瘡蓋(かさぶた)があると取りたくなっちゃうように、落屑がボロボロと剥がれ始めたら、それを掻きはがしたくなるのは仕方ないでしょうが、そこはグッと我慢しましょう。
あとボロボロの肌は見た目にも良くありません。
では、どうしたらよいか?
それは充分な保湿をしてあげることです。
継続的に炎症を抑えつつ、肌の再生を促してくれる化粧水を使用するのがおすすめです。
私が使った美容液の中で、アトピーの落屑を抑える上で一番効果を実感できた美容液はサラヴィオ美容液です。
気に入っている点は、いくつかあるのですが、まずは効果が出るまでの時間!
落屑による肌のボロボロに潤いを与えて抑える効果と炎症が出ていた箇所は赤みが残っているものですが、その赤みが消えるスピードが速いんです。
また、乾燥してささくれのようにめくれ上がった皮膚に充分吹きかけてあげることで、潤いが出て剥がれかけの皮膚を目立たなくできます。
製品はお試し用の20mlと正規品の100mlがありますが、私は家用と持ち運び用に2種類常備してます。
※画像はサラヴィオ美容液ミニボトル20ml ¥10,000(税込み)
ミニボトルのキャップはカチりとしっかりハマるようになってます。
カバンに入れてもキャップが取れてどっか行っちゃうなんてこともなさそうです。
サラヴィオ美容液の私の使い方は、お風呂上りで汚れを落とした肌に、シュッシュッと2~3プッシュして吹きかけ、ハンドプレスをします。
吹きかけた瞬間から、肌の角質に浸透している感じで、パンパンとハンドプレスをしていると、あっという間に肌に染み込みます。
蒸発しているというわけではなく、浸透している感じが自分の肌でわかりますよ。
初日はとんでもない勢いで乾燥します。
他の化粧水とは違いその浸透スピードが速すぎて、ちょっと不安になるほどです(笑)
一瞬潤い、速攻で乾燥するというイメージでしょうか。
「これ、肌の水分まで奪ってるんじゃないの?!」と不安になりますが、一週間も使用してみると水分を奪っているわけではなく、浸透力がすごいからなんだとわかります。
サラヴィオ美容液をつけた後は、手の体温でじっくり有効成分を浸透させるとより効果的なようです。
サラヴィオ美容液は、赤みを抑えることもできますが、それ以上にはアトピー独特のカサカサ肌が治り潤いのある肌になってきたことが本当にうれしい。
長期出張などで、サラヴィオ美容液を忘れてしまった日は本当に困ります。
すぐに悪化することはありませんが、やはり手放すのは怖いですね。
サラヴィオ美容液のおかげでだいぶ良くなってきましたが、もうあの頃には戻りたくないです。
残念ながら、体質を改善するものではないので、使い続けないといけないようです。
効果を実感しているだけに、つけない日の不安感をハンパなく大きくなってしまってます。
とまあ、一度使ってもらえれば、私の気持ちもわかってもらえるかも。
お試しに1000円のミニボトルの販売もやってるみたいです。
一度使ってもらえれば、絶対わかってもらえるという企業の自信が伺えます。
↓Amazonだとミニボトル¥1,250なので、HPから直接購入するほうがおすすめです。
サラヴィオの成分は水、加水分解コラーゲン、キトサンサクシナミドです。
加水分解コラーゲンが肌荒れ中の敏感肌にアプローチして、肌を正常に戻してくれるんです。
まとめ
アトピーのボロボロ肌のことを落屑といいます。これは炎症した肌がターンオーバーし、古い皮膚が剥がれ落ちる現象です。落屑自体は肌が回復している証拠なのでとてもいいことなんですが、そのままにしておくとボロボロで見た目が良くありません。充分潤いを与えて落屑中の皮膚がぼろぼろにならないようにしてあげましょう。しっかり、入浴し、油分を補充できるクリームと炎症を抑える化粧水で毎日しっかりケアしましょう。