最近は多くの香水がスプレータイプのため、あまり見かけませんが、少量の小瓶タイプなどではスプレーノズルがなく、うっかり多めに出してしまって匂いがきつくて困ったなんて経験したことある方いませんか?
アトマイザーなどに入れ替えて使うのが一番手っ取り早いですが、香水の瓶から直接使う場合もちょっとしたコツで使えるようになります。
スプレータイプとスプレーじゃないタイプの違い
香水のボトルのタイプには一般的な『スプレータイプ』のものと瓶から直接出す『スプレーじゃないタイプ』があります。
これは単純に容器の違いではなく、中に入っている香水の濃度によって変わるのが一般的です。
濃度 | 付ける場所 | |
スプレータイプ |
薄い |
服や首など表に出ている場所 |
スプレーじゃないタイプ | 濃い |
お腹、腰や内腿などの服の中 |
スプレーじゃないタイプを上手に使おう
スプレータイプの違いでも申し上げた通り、瓶から直接出すタイプは濃度が濃く、ただでさえ匂いが強いため、少量ずつ使う必要があります。
しかもこういった瓶のものは香水が漏れてしまうのを防ぐため、少し傾けただけでは出てきません。
出すときはしっかり傾け「ポン」やらないと出てきません。
これが出しすぎの原因となっているわけですが、このあたりは何度か練習してコツを掴むしかありません。
コツは傾けたら1度だけ「ポン」とやって、すぐ瓶をもとに戻す感覚です。
間隔のお話しなので、少しバカっぽい説明になってしまい恐縮ですが、何度か練習してほしいと思います。
コットンを使ってみよう
コットンであれば多めに出てしまっても調整が効きます。
それに手に直接つかないので強い匂いが残ってしまう心配がないというメリットがあります。
コットンに香水を含ませたら、ポンポンと叩くようにつけましょう。
ここでの注意点は塗るよう擦ってはいけません。
これはスプレータイプにも言えることですが、擦ってしまうと香りの粒子が壊れてしまい、香りが長続きしません。
自然に乾燥するまで待ちましょう。
アトマイザーに入れ替えて使おう
アトマイザーとは、日本語で香水噴霧機と呼ばれ、香水の芳香をより高めるためフランスの香水メーカーが最初に発売したものです。
今では、香水の瓶を持ち歩くのが大変なため、外出先で香水の付け直しをするための携帯用の容器といった意味合いが強いようです。
アトマイザーにはスプレーがついていますので、スプレーがついていないボトル容器になれていない方には、使いやすいと思います。
注意点はスプレーじゃないボトルの香水は濃度が濃いため、スプレータイプと同じ感覚でしようしてしまうと匂いが強くなってしまいます。
おすすめのアトマイザー
まとめ
香水には、様々な容器や種類があります。今回ご紹介した容器のタイプによって、濃度が違うといった点もその特徴の一つです。こういった特徴を理解して使うことで、より香水を楽しめると思います。また、コットンやアトマイザーといった小物を使うこともおしゃれ上級者への近道になりますので、ぜひ活用してください。