私はアトピー持ちなんですけど、疲れやストレスが溜まると、顔に炎症が出て赤くなってしまいます。
顔の皮膚は薄いのでちょっとした体調の変化でも、表面に出やすいのです。
自分でその炎症を抑える方法を知っておかないとコントロールができず、仕事や学校生活に支障をきたしますよね。
今回は、顔に赤みが出る原因とそれらを消す方法をご紹介します。
顔の赤みの症状
アトピーは人によって、症状が出る患部が違います。
一般的には、汗腺が多い関節部分、汗をよくかく箇所にその症状が多く現れます。
そして、ひどくなってくると腕や足に、蕁麻疹(じんましん)のようにぶつぶつができて痒みが強くなってくるといった感じで症状が進みます。
そんな中、顔にアトピー出てしまう人も多くいます。
割合的に見て、大人アトピーにその症状は多く、子供の頃は平気だったのに、大人になって顔の赤みが消えなくなってきたという症状の変化もあると聞きます。
私自身、アトピー持ちで、いろいろ苦労をしています。
普段は顔の赤みは治まっているのですが、疲れやストレスなどで、一時的に顔の赤みが強く出てきます。
アトピーとのつきあいも長いので、顔に赤みが出くると、「あ~俺疲れているなぁ、よく寝よう。仕事を少しセーブしよう」なんて感じで、体調の異変を知らせてくれるフラグになっています。
赤みの原因
一言にアトピーと言っても、その人によって原因は違います。
生活環境や、生活習慣も大きく関わってきます。
特に、顔のように、皮膚が薄い部分の症状は、ちょっとした変化で影響ができます。
疲れ、ストレスによる体調の異変
アトピーにとって、疲れやストレスは天敵です。
ここでいう疲れとは、運動をして一時的な疲れではなく、どちらかと言うと心身的疲れというか、日々の生活の疲れの蓄積のようなイメージです。
整髪料、化粧品によるアレルギー症状
アトピーがある人間にとって、肌に付くものはすべて疑う必要があります。
肌に触れる物質によってはアレルギー症状でアトピーを悪化させてしまうからです。
とくに、整髪料がついたまま、化粧をしたまま寝るなんてことは最悪です。
絶対やめましょう。
ダメなのはわかっているのですが、酔っぱらって帰ってきてお風呂にも入らず、気づかないうちに寝てしまっていることがたまにあります。
そんな次の日の朝は必ずと言っていいほど、顔が赤くなってます。
不衛生な寝具
シーツは頻繁に洗うようにしましょう。
不衛生な寝具は、ダニやカビといったアトピーのアレルギーを起こす原因が多くいますので、しっかり衛生状態を保ちたいです。
レイコップなんかもおすすめです!
約2万円で、顔の炎症を予防できると考えたら、安いと思いませんか?
お酒、喫煙
過度の飲酒、喫煙は顔だけでなく、アトピー全般に悪いです。
どうしてもやめられないようであれば、サプリなどでビタミンを多くとるようにするといいです。
砂糖
実は、あまり知らない人も多いかもしれませんが、真っ白に精製された精白糖と呼ばれる白砂糖はアトピーに悪いんです。
私もこれを知って、市販のお菓子など精白糖はが入っていそうなものは、極力取らないようにしています。
私の炎症の抑え方
私は、体調に異変がある時、顔の赤みが出ます。
赤みが出た時点で、顔に炎症が出ていますので、治すにはまず、その炎症を抑える必要があります。
赤みが残っているうちの保湿はだめ
お肌のケアには保湿がとても大切です。
そのため、赤みが出た時点で、乳液や保湿クリームなどで保湿を使用する人が多いかもしれません。
しかし、炎症が収まっていない段階で、保湿をしても意味がありません。
というか、逆効果です。
赤く炎症が起きている部分に保湿剤を塗ると、染みてピリピリします。
そのため、炎症が収まるまでは、保湿剤は使用してはいけません。
炎症がある部分に使用できる保湿クリーム
アトピー治療の際、皮膚科で処方される保湿剤には下記の3種類があります。
■尿素・・・ケラチナミン、パスタロン
■ヘパリン類似物質・・・ヒルドイド、ビーソフテン
■ワセリン
尿素、ヘパリン炊事物質は、保湿剤の中でも浸透力が高い物質です。
保湿剤としての浸透力の高さが、アトピー治療では仇となります。
炎症が収まっていない状態で保湿剤が皮膚の奥深く浸透してしまうので、それが刺激となってヒリヒリ、ピリピリして余計悪化してしまう結果となります。
しかし、ワセリンは高い保湿力がある代わりに、浸透力が低いという特徴があります。
そのため、炎症が起きて辛いときは、浸透しないワセリンを塗っておくとだいぶ楽になりますよ。
プロトピック(タクロリムス)で炎症を抑える
アトピーで顔に炎症が出てしまった時、私はプロトピックのジェネリク薬品を使用しています。
プロトピックとはタクロリムスという成分が配合されており、これがステロイド並みにアトピーの炎症を抑えてくれます。
しかも、驚きなのはステロイド並みの効き目でステロイドではありません。
ステロイドを使いたくない人には本当に助かりますよね。
しかし、プロトピックが万能なお薬かというと、そうではありません。
もちろん注意点はあります。
使用部位は顔を顔だけ
プロトピックの分子はステロイドと違って大きいらしいので
薄い皮膚にしか浸透しないため、顔や首にしか使用できません。
慣れるまでに時間がかかる
プロトピックは初めて塗った日は、顔が熱くなり、余計痒みが増します。
しかし、1週間我慢して塗り続ければ、顔のほてりと痒みも無くなり
効果を発揮してきます。
この1週間が辛くて使用をやめてしまう人は多いと聞きます。
実際に使用しているものとしては、効果は大きい薬品なので頑張って使い続けてほしいと思います。
夜しか使えない
プロトピックは日光に当たった場合、その部分が黒く変色してしまうそうです。
そのため、日中、顔に付けて外出した場合、その部分が黒くまだらに変色してしまう恐れがあります。
それは嫌ですね。
私はお風呂に入ってから、寝る前につけて寝るようにしています。
炎症が収まったら、しっかり保湿をする
「治療」という観点では、保湿は全く意味がありませんが、「予防」という観点では、非常に効果があります。
そのため、炎症が収まったらしっかり保湿するようにしましょう。
常に保湿をしていると炎症が出たときには、逆効果になりますので、その切り替えが難しいです。
カサカサになった際、皮膚がボロボロと落ちるようであれば、炎症が始まってます。
そのため、皮膚の状態を確認して、保湿をやめてプロトピック(タクロリウム)を塗るようにします。
赤ら顔にならないようにするための美容液
私が使った美容液の中で、アトピーの落屑を抑える上で一番効果を実感できた美容液はサラヴィオ美容液です。
気に入っている点は、いくつかあるのですが、まずは効果が出るまでの時間!
落屑による肌のボロボロに潤いを与えて抑える効果と炎症が出ていた箇所は赤みが残っているものですが、その赤みが消えるスピードが速いんです。
また、乾燥してささくれのようにめくれ上がった皮膚に充分吹きかけてあげることで、潤いが出て剥がれかけの皮膚を目立たなくできます。
製品はお試し用の20mlと正規品の100mlがありますが、私は家用と持ち運び用に2種類常備してます。
※画像はサラヴィオ美容液ミニボトル20ml ¥10,000(税込み)
注文すると翌日配送されてきて、その速さにも驚きます。
私はストックを含めて3本は家にあるので切らすことはありませんが、もし炎症で赤みが出てしんどい時に注文から翌日には配送されて来ればだいぶ助かるんじゃないですか?
サラヴィオの効果
郵送されてきたキットの内容は3点。
- 本体スプレーボトル
- 製品説明書
- 他の製品の広告
~製品説明書には、お肌のメカニズムから使い方などの解説が載ってます~
例えば、日焼けをした時の肌は、赤くなり⇒乾燥し⇒皮が剥けます。
皮が剥けている期間は、ボロボロで見た目は悪いですが、皮が剥けた後はキレイな肌ができています。
このような経過が、もともと人体に備わっている「肌リズム」でと言います。
この「肌リズム」には、上へ上へと進みながら、肌の健康に必要のない汚れや古い角質などを掃除する役割があります。
赤ちゃんでは約1週間、成人では約28日で1つの肌リズムが終わりますが、肌荒れが続いている状態では肌リズムが乱れやすく、掃除の役割がうまく機能しません。
このように、乾燥と皮剥けを繰り返しながら肌は健康に近づきます。
このサイクルはアトピーも同様で炎症した後、乾燥し古い角質が剥がれ落ち肌は新たに再生していきます。
しかし、肌リズムがスローテンポだとゴール(肌の健康)までは悪循環が続いてしまいます。
頑固で長引く肌荒れには、アップテンポな肌リズムで効率良く肌の掃除ができる環境にすることがゴール(肌の健康)への近道となります。
説明書では効率的な使用方法の一つとして、オーガニックコットンの使用を薦めています。
オーガニックコットンに美容液を浸し、気になるところに貼ります。
コットンが乾いてきたら、また、湿らせて20分以上貼ってください。
もちろん、全身のスキンケアにも使えます!
背中や肩、お尻などパックが難しい部分は、手付けやスプレーをしても問題ないそうです。
成分を確認してみると、3つ。
- 水
- 加水分解コラーゲン
- キトサンサクシナミド
そして、6つの無添加成分が配合されているからでアトピーのような敏感肌には安心して使えますね。
- アルコールフリー
- パラベンフリー
- 酸化防止剤フリー
- pH調整剤フリー
- 無香料
- 無着色料
実際に使ってみた結果
ミニボトルのキャップはカチりとしっかりハマるようになってます。
カバンに入れてもキャップが取れてどっか行っちゃうなんてこともなさそうです。
サラヴィオ美容液の私の使い方は、お風呂上りで汚れを落とした肌に、シュッシュッと2~3プッシュして吹きかけ、ハンドプレスをします。
吹きかけた瞬間から、肌の角質に浸透している感じで、パンパンとハンドプレスをしていると、あっという間に肌に染み込みます。
蒸発しているというわけではなく、浸透している感じが自分の肌でわかりますよ。
初日はとんでもない勢いで乾燥します。
他の化粧水とは違いその浸透スピードが速すぎて、ちょっと不安になるほどです(笑)
一瞬潤い、速攻で乾燥するというイメージでしょうか。
「これ、肌の水分まで奪ってるんじゃないの?!」と不安になりますが、一週間も使用してみると水分を奪っているわけではなく、浸透力がすごいからなんだとわかります。
サラヴィオ美容液をつけた後は、手の体温でじっくり有効成分を浸透させるとより効果的なようです。
サラヴィオ美容液は、赤みを抑えることもできますが、それ以上にはアトピー独特のカサカサ肌が治り潤いのある肌になってきたことが本当にうれしい。
長期出張などで、サラヴィオ美容液を忘れてしまった日は本当に困ります。
すぐに悪化することはありませんが、やはり手放すのは怖いですね。
サラヴィオ美容液のおかげでだいぶ良くなってきましたが、もうあの頃には戻りたくないです。
残念ながら、体質を改善するものではないので、使い続けないといけないようです。
効果を実感しているだけに、つけない日の不安感をハンパなく大きくなってしまってます。
とまあ、一度使ってもらえれば、私の気持ちもわかってもらえるかも。
お試しに1000円のミニボトルの販売もやってるみたいです。
一度使ってもらえれば、絶対わかってもらえるという企業の自信が伺えます。
↓Amazonだとミニボトル¥1,250なので、HPから直接購入するほうがおすすめです。
サラヴィオの成分は水、加水分解コラーゲン、キトサンサクシナミドです。
加水分解コラーゲンが肌荒れ中の敏感肌にアプローチして、肌を正常に戻してくれるんです。
まとめ
顔の赤み、炎症は、目立ちやすいので、お客さんと接するような人や女性にとっても、大きな悩みですよね。しかも、良かれと思ってしっかり保湿しても、その炎症を抑えなかったら、逆効果です。それを知らずに保湿をがんばっている人が多いのは残念です。薬で炎症を抑え、しっかり保湿をし、生活環境を整えるようにしていきましょう。