私はフットサルの試合中にアキレス腱を断裂し、保存療法で治療しました。

その際、装具を使用しましたが、その値段から支払い、そして還付金の申請など、知らないと損をしてしまうことが多いなとおもいましたので、その経験をご紹介したいと思います。

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装具の値段

アキレス腱断裂の際、歩行補助器具として使用する装具の値段ですが、安いもので6万円後半から高いもので9万円前半といったあたりで、一般的には約8万円が相場といったところでしょう。

高いっ!!と思われるかもしれません。
私も最初はビックリしました。
でも、自分のアキレス腱の治療には仕方ありません。払うしかありませんよね。。。

決して、ヴィトンやグッチのロゴマークが入っているわけではありません。
高額になってしまう理由としては、その人の足のサイズにしっかりあったものを使用する必要があり、オーダーメイドのものを使用するからです。

 

装具とは?

そもそも装具とは何か?というところからご説明しましょう。

正式には、「足関節背屈制限装具」と呼ばれます。

簡単に言うと、かかとに負担をかけないように徐々に自分で歩行できるようにリハビリを兼ねた歩行補助具です。
かかと部分がハイヒールのように高くなっており、体重をかけてもアキレス腱が伸びきらなようになっています。

そしてそのハイヒール部分が取り外しできるパットになっており、リハビリが進むにつれて、そのパットを抜くことでアキレス腱にかかる体重を増やしていきます。
そうすることで、硬くなってしまったアキレス腱を徐々に伸ばしていくことができるようになりますので、リハビリもできて、再断裂を防止する優れものなのです。

 

装具の種類

アキレス腱用の装具には大きく3種類あるようです。

金属支柱タイプ

一番一般的な装具といえるでしょう。
かかとがハイヒール上になっており、すねのあたりまでを補助してくれる装具です。
今ではプラスチック製のものも多く、私がアキレス腱を治療し時もこのタイプを使用しました。

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平均金額:8万前後

プラスチックタイプ

プラスチック素材でかかと部分に装着するタイプです。アキレス腱が自分の体重で伸びきってしまわないようにすることを重視しているものと言えます。
装具を装着したまま履ける専用の靴を履けば、装具を装着したままでも外出できます。

平均金額:2万円前後

靴タイプ

靴自体が装具の役割を果たすタイプです。
靴のかかと部分がハイヒール上になっており、アキレス腱が伸びきってしまうことを防止します。

平均金額:3万円前後

本記事では、アキレス腱断裂などの治療に一番一般的な支柱タイプを前提にお話しさせて頂きます。

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装具も医療費の一部?

装具は平均8万と高額です。
残念ながら、保険の適用範囲からは外れるため、まず現金で全額支払いが必要になります。

そんな急に8万円も払えない!
貧乏人はケガするなってこと!?

私もその金額を聞いて「めちゃめちゃ高い!払いたくない!でもアキレス腱は治したい!」と弱みにつけこまれているようでとても複雑な気持ちになりました。

安心してください、そんなことはありません。
しっかり制度は整ってます。

装具を作ってくれる医療器具メーカーの営業さん(?)が「ちゃんと申請すれば、金額の一部が払い戻される制度がありますよ」と説明してくれ、とても救われた思いがしました。

申請すれば7割は戻ってくる

装具の支払先は医療器具メーカーのため、支払い時には全額の請求がきます。
しかし、加入している健康保険から「医療費支給申請書」を取得し、医療器具メーカーから発行された領収書の原本を添付して提出すれば、7割返金されます。

正直、8万円なんてヴィトンかグッチのロゴマークでも入っているのか?と驚いてしますが、医療費支給支給申請書を提出すれば、後日負担の7割は返還されるのはうれしいですね。

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ここで注意点!

領収書の添付が必要になりますが、これは原本であることが必要で、この領収書は紛失してしまうと再発行してもらえません。
かなり大切なものなので、治療で大変だと思いますが、必ず保管しておきましょう。

自己負担した装具代金3割は高額療養費の対象

まず高額療養費とは?から説明します。

高額療養費制度とは、月初から月末までにかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額を超えた部分が払い戻される制度です。

健康保険証を病院の窓口で出すと通常3割負担になりますが、それでも医療費が高額になる可能性があるため、1ヶ月の上限を定めている制度になります。
高額療養費の計算では、装具代金(療養費自己負担額)も、このレセプトと同様の取り扱いになります。

つまり、自己負担した3割の金額も払い戻しの対象にできる可能性があります。

申請の方法は、治療が終了した後、下記URLから申請書をダウンロードし、協会健保の支部へ提出すれば申請は完了です。

(参考になりそうなURL↓)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151
支払いが大変な時は限度額適用認定証を取得するという手もある
上記でもご説明しましたが、アキレス腱の断裂以外のケガや病気の場合でも、医療費が高額になってしまった時のために、健康保険には「高額療養費制度」が用意されており、払い戻しを受けることができます。

しかし、払い戻しのため、いったんは自分で払わないといけないし、そもそも自分がその対象かわからないといったこともあります。

そんな、一時的な支払いが大変な場合や申請忘れが怖い場合はあらかじめ、限度額適用認定証というものを取得しておくことをおすすめします。

この限定額適用認定証を取得して、病院の窓口で提示すれば、自分に適用されるべき金額のみを支払うだけでよいのです。
全額支払って、控除分を払い戻すという形式ではないので、手元に現金が少なくても安心ですし、あとから払い戻しの申請を忘れる心配もありません。

こちらの申請方法も、限定額適用認定証の申請用紙を下記URLからダウンロードして協会健保に提出してください。
審査や手続きに時間がかかりますので、限定額適用認定証の申請はケガ、病気になったらなるべく早く行う必要がありますので、ご注意ください。

(参考になりそうなURL↓)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat550/1137-91156
http://www.kenpo.gr.jp/jfekenpo/j_in/kougaku/kougaku_jizen.htm

 

 

まとめ

突然やってくるのが事故やケガです。普段気を付けていても不慮の事故というものはあります。そんな時、突然の高額の出費はとても大変ですよね。しかし、医療器具なのでケチるわけにはいきません。そんな時その値段の相場と支払いの制度など、情報をしっかり知っておけば、最小限の出費に抑えられます。保険の申請などは誰にとっても煩わしいものですが、知らなかったから損をするといったことが、世の中にはとても多いです。そんな情報弱者にならないよう自分がピンチな時ほど情報を仕入れていきましょう。
リハビリ中におすすめのサポーター
装具を卒業できても、アキレス腱断裂の危険は当分続きます。
装具が取れてリハビリの段階に入ったとしてもサポーターを巻くなどして、しっかりケアしていくようにしましょう。
ご紹介するサポーターはクッション性のある素材と非伸縮素材を採用しており、アキレス腱の固定と保護を同時に行ってくれます。
アキレス腱付着部のかかとを安定させ、ストレスを軽減できるため、治りかけの再断裂を防止してくれますよ。




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