秘書検定とは正式には「秘書技能検定試験」という文部科学省後援の資格です。

秘書と言えば、メガネをかけたスーツ姿のいい女が定番のイメージですが、秘書検定は女性だけのものではありません。
もちろん男性秘書はいらっしゃいますので、男性が秘書検定を取得することはまったく問題ないです。


そもそも、秘書検定とは大人としてのマナーや一般常識を身につけていることを証明するものでもあります。

もし、あなたの希望職種が秘書でなくても、就活で武器がほしい場合、秘書検定をうまくアピールに利用することができれば、就活を有利にすすめられるますよ。

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男子学生こそ秘書検定をとろう!

男性と女性の秘書検定受験比率を比べると、男性は全体の5%ほどです。
ほとんど、男性は受験していないことがわかります。
じゃあ、男性が受けても意味がないのでしょうか?

私はそう思いません。

本職の秘書を目指す場合も、男性秘書はいます。
また、秘書以外の職種を志望している場合でも、その職種に必要なスキルと秘書検定で得られるスキルとを比べた時、充分応用可能な職種は多いです。

世の中で一番多い職種って営業じゃないでしょうか?
ビジネスマナーやコミュニケーション能力、立ち振る舞いなど、秘書検定で求められるスキルは新卒の営業マンがまず研修で習う項目ばかりです。

多くの就活生が同じような髪型、同じようなリクルートスーツで同じような志望動機を語る就活の場では、マイノリティーな経歴は時に武器となります。

面接官も男性で秘書検定をとっているとわかれば、きっと「なんで秘書検定を取ろうと思ったんですか?」と聞きたくなると思います。

ここで、志望動機と一貫性のある回答ができれば、きっと面接を有利に進められるでしょう。

 

秘書検定の難易度

秘書検定はその難易度に合わせて3級~1級まであります。

すべての試験で筆記試験があり、理論実技の項目をそれぞれ正答率60%で合格と言われています。
ただ、準1級、1級からは実技試験があり、面接という形で、秘書としてふさわしい立ち振る舞いも審査されます。

秘書検定の試験対策講座がある専門学校などでも、準1級、1級ともなると、現役の秘書の方が通っているケースも増えてくるくらい秘書として本格的な技能を証明できる上級資格となってきます。
等級 合格率
1級 40.1%
準1級 27.8%
2級 54.6%
3級 78.5%

1級、準1級であれば、面接官の方が、自分のビジネスマナーに問題がないかと、緊張してしまうほど、高いレベルでビジネスマナーを習得していることを示せます


学生が就職活動のためだけに取得するものとしては、相当ハードルは高くなりますが、準1級、1級を持っていれば、自分は対人折衝が得意でコミュニケーション能力には自信がありますといったアピールにつなげられるでしょう。

もちろん、就活のために利用するのであれば、2級で充分です。
3級だけだとちょっと心もとないで印象ですね。

秘書検定で得られるスキル

秘書検定は、「企業知識」「ビジネス文書の作成「正しい敬語の使い方」「ビジネスマナー」「美しい立ち居振る舞い」などのスキルが身についていることを証明するものと言われています。


これらのスキルにより、下記の効果が期待できます。
  • 初対面の相手に好印象を与えられる
  • 正しい敬語を使うことができる
  • 気配りや、先を考えて仕事を進めることができる
  • 普段の生活の中でも役に立つ
  • 職場での評価が上がる
 

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就活で問われるポイントの一つは『コミュニケーション能力』

ビジネスマンの基本スキルを測る指標として、コンピテンシーと言うものがあります。
実際に働く上でこれらのコンピテンシー能力が重視されます。
 評価指標 期待される発揮行動
課題設定力/分析力

状況判断力
担当業務において、最新の情報を絶えず入手するとともに、類似の事例と対比し応用方法を考えるなど、常によりよい方法を探求し、業務の見直しを行っている。また、仮設と検証を繰り返し、最善策を提案実行できる。

担当業務において上司の指示、指導がなくても、業務の意図を理解し、臨機応変に対応しながら業務を遂行できる。
段取り力/課題実行力

率先性
担当業務において、上司と相談の上、与えられた範囲内で自ら業務計画を立て実行している。また、遅れの挽回やトラブルの初動行動が即時かつ的確で仕事を進める段取りが巧みで安定感のある業務遂行をしている。

担当業務にておいて、自分の業務の意味や影響範囲を考えながら、上司と相談の上、自発的に問題点を探り、課題を設定し、業務を遂行している。
折衝/交渉力

コミュニケーション力
相手の理解度に合わせて表現を工夫し、要点、真意を捉えながら本質的なコミュニケーションをとっている。また、社内外の幅広いメンバーと積極的に意見交換を行いながら業務を円滑に進めている。
リーダーシップ/フォロワーシップ

チームワーク
上司や他のメンバーの意見を真摯に傾聴するとともに、自らも積極的に意見を発し、上司やメンバーに働きかけ、活性化に繋げられている。

社会人としての自覚を持ち、法令や社内規定、服務規程のルールを遵守する中で、後輩社員の模範となっている。

メンバーや後輩社員が業務を円滑に遂行できるよう、主体的に自らの経験やノウハウを教えるなど、組織やチームの一員として周りを支援している。
もちろん、就活でもこれらの指標は評価の対象となってくることが多いです。

もうお気づきですよね?
「秘書検定」はスキルと重要視されるコンピテンシーの項目とがいくつもかぶっているんです。

特にコミュニケーション能力段取り力!

長く社会人をしていく中で、磨き続けなくてはいけないスキルです。
自分はその基礎体力はすでに高いレベルで備わっていますというアピールができるのです!

新卒・第二新卒で大切なのは何ができるか?より何ができそうか!

とはいえ、もう自分は完璧にこなせますといった過剰なアピールは禁物です。

新卒や第二新卒は転職者と違って、まだ職歴がありません。
そのため、選考のポイントにはポテンシャルでの評価、つまり「鍛えればものになりそう」という、その人の潜在的な能力が重要視される傾向にあります。

秘書検定を持っているからと言って、そこを押しすぎるのも問題があります。

大切なのは、基本的な能力はある上で、さらに学ぶ意欲とやる気があるといった姿勢のアピールも一緒に行うことです。

 

まとめ

就活に立ち向かうにあたって、自分には武器がない。なんて悩んでいる男子大学生には、ぜひ秘書検定を取ってもらいたい!秘書検定は、秘書という職種に就かなくても、必ず役に立つビジネスマンの基礎体力が見に付きます。特に先行のポイントとなるようなポイントが、試験の項目になっているので、それに合格していれば自分は段取り力があります!コミュニケーション能力があります!と言葉にしなくても遠まわしにキレイなアピールができます。もちろんは、武器は使う人間によって威力を発揮できるかが決まります。秘書検定を取っただけではいけません。そのスキルがどう生かせるか?という点をしっかり企業研究をしてアピールに繋げてあげることがとても重要です。

 

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