クリーニングから戻ってきたスーツやYシャツのボタンが割れていた経験ってありませんか?

こちらはお金払ってクリーニングに出しているのに、ボタンが壊れて戻ってくるなんて納得いきませんよね。

ただ、クリーニング店って毎週行くものだし、顔なじみだとそういったクレームってつけにくいものです。

私の体験談

先日、クリーニングから戻ってきたスーツを確認したところ、左腕のボタンの一つが割れているの気づきました。

「おお、マジか?!」

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2年ほど着ている安物だったので、「ま、仕方ないか。買った店でボタンつけてもらうかなぁ。それか買い替えるかなぁ。」くらいで、特に腹も立ちませんでした。

その後、忙しさにかまけてスーツのボタンをつけかえずに過ごしてしまい、ボタンが割れたまま、再度クリーニングを出すことになったんです。

その時、受付のおばさんから
「ここのボタン割れてますから、確認してください。クリーニングする前から割れていたことをご了承してください。」

そのおばさんのぶっきらぼうな言い方に急に腹が立ちました。

「はあ?!おいおい、てめーのとこで割っといて俺が割ったみたいな言い方すんなよ!こっちは文句も言わず、水に流してやろうと泣き寝入りしてんのに、いっちょ前にリスクヘッジしてんじゃねーよ!」
と、言いたいのをグッと我慢して

「いや、前回クリーニングから帰ってきた際、割れてたんですよ。」と冷静に説明しました。

「いや、そんなこと後から言われても困ります。ご了承いただけないのであれば、お預かりできません。」と、おばさん。

おまえはアメリカ人か!まず申し訳ございませんと言えよ!
なぜそんな言い方しかできないだろう。
事を荒立てる気が全くないのに、この人と話していると妙にイライラします。

「じゃあ、戻ってきたときに割れてるって確認していたら、弁償してもらえるんですか?」ととりあえず返してみると

「いえ、ボタンは賠償の対象外です。」

「じゃあ、了承しようとしまいと一緒じゃねーか!」とツッコミを入れたいところですが、このままではクレーマー扱いされそうなので、「ご了承」してクリーニングを出してきました。

後日、ネットなどでしらべたところ、クリーニング事故賠償基準というものがあって、シミがついて戻ってきた、衣類が破れて戻ってきたなど、明らかに他者による過失以外は認められないとのことです。

そのため、ボタンの破損はそういった賠償の対象外となる事の方が多いそうです。

 

そもそもなんでボタンが割れるの?

そもそもなんで洗濯するだけで、ボタンが割れてしまうんでしょう。

一番はクリーニング店の技量の差が大きいと言われます。
ボタンを割る店は定期的に割ってきますし、割らない店は全然割らないといった感じです。

ただ、技量と一言でいってしまってはわかりずらいので、理由をいくつか上げておきましょう。

ボタンの種類

スーツやYシャツに付いているボタンには大きく2種類あります。

種類には「貝ボタン」「プラスチックボタン」があり、
貝ボタンの方が、割れやすいそうです。

クリーニングでボタンが割れる確率を下げたいのであれば、貝ボタンよりプラスチックボタンを使用しているスーツやYシャツを選ぶようにしましょう。

プレス方法

クリーニング店ではアイロンがけを大きなプレス機械で行います。

このプレス機械には、ボタン割れを防止するために、鉄板との間に厚めの生地を被せて衝撃を吸収し、ボタンなどを傷つけないようにしています。

しかし、この厚めの生地は何回もプレスするとだんだん硬くなりますので、定期的に交換する必要があります。

お店によってはこの交換時期が遅く、硬くなった布と鉄板でプレスすることでボタンが割れます。

 

クリーニング事故基準

クリーニング事故基準とは、クリーニングを出した際のトラブルに対して、責任の所在や賠償の基準を明文化したものですが、法的拘束力はありません。

よく起こるトラブルの内容としては、紛失,ポケット点検ミス、色移り、色はげ・スレ、破れ、そしてボタン破損が挙げられます。

法的拘束力はありませんし、ボタンの破損は一定数起こりうるということで、クリーニング店もボタンの破損の賠償には応じないという基本的なスタンスになっています。

クリーニング店はボタン割れの責任はもたない

上記でも書いたように、たとえクリーニングの過程でボタンが割れたとしても、クリーニング店による賠償は期待できません。

そのため、クリーニングを出す方が気を付けなくてはいけないようです。
クリーニングでボタンが割れないおすすめの方法をご紹介しましょう。

■信頼できる店を探す
ここが一番難しいことです。何店か試して探すしかないでしょう。

■手仕上げプランを選ぶ
通常仕上げと手仕上げプランを用意している店舗が多いです。
手仕上げプランでもボタン破損のリスクはありますが
リスクを下げることはできるでしょう。

■プラスチックボタンのスーツを選ぶ
ボタンの種類は、貝とプラスチックがあり、強度はプラスチックの方が強いので
プラスチックボタンの方が破損リスクは低いと言えます。

その他に、ボタンを外してクリーニングを出すとか、ラップで巻いてクリーニングに出すなどの方法はありますが、ちょっと現実的ではないのでおすすめはできません。

ボタンの付け替えくらいはしてもらえるかも

弁償や金銭の賠償は難しいですが、常連のお店では、ボタンを付け替えてくれるなどの対応をしてくれるお店もあるみたいです。

しかし、クリーニング店に用意してあるボタンは種類もバラバラで、しかも安物のため、あまりうれしくありませんね。

 

まとめ

クリーニングのボタン破損は一定数発生するのは仕方ないようです。そのため、ボタン破損に関して、いちいち対応していてはクリーニング店もきりがないってことで、ボタン破損の賠償はしないというスタンスのお店がほとんどです。
ボタン破損には原因があり、そのあたりはクリーニング利用者のほうで自衛するしかないのが現状でしょう。そして一番の自衛は信頼できるクリーニング店を探すのが一番ですね。