内股の子供は見ていてカワイイですが、そのまま生活することはおすすめしません。
内股というのは骨格が歪んでるため姿勢が悪くなり、生活する上で様々な弊害が出てきます。
大人になっても充分治すことは可能ですが、幼少期にしっかりと矯正してあげたいですね。
子供はみんな内股!?
内股が起こる原因って何でしょうか?
内股は骨格の歪みなのですが、だんだん歪んでいくわけではありません。
日本人の多くはもともと多くの人が0脚で生まれてきて、成長とともに正常な骨格に成長していきます。
その過程で正常に骨格が成長しなかったり矯正できなかったりすることで、O脚、X脚、XO脚になってしまいます。
そのため、子供の頃から正しい姿勢、正しい歩き方を身につけさせるのが一番の予防と言えますし、子供の内股を治すというより、変な癖がつかないように計画な靴のサイズや正しい歩き方を身に付けさせることで正しく成長の手助けをしてあげることが大切でしょう。
ちなみに、①のO脚は骨盤が開いて、後に傾いてしまっている状態です。
そして、股関節が内側に旋回し、骨が外側に曲がっている状態。
②のX脚は、O脚とは逆に骨盤が前に傾き閉じている状態を言います。
そして、股関節が外側に旋回し、骨が内側に曲がっている状態です。
X脚は股ズレの原因や転びやすくなったりと生活に支障が出やすい症状です。
③はXO脚と言います。
XO脚が矯正に一番時間がかかるやっかいな症状で、名前の通りO脚とX脚のハイブリット型です。
簡単に説明すると、股関節がX脚、足の骨格がO脚のように外側に曲がっている状態です。
そのため、まっすぐ立っているつもりでも足を曲げているように見えてしまいます。
子供の内股予防方法
上記でもご説明した通り、もともと子供はO脚で、成長する過程で骨の歪みが治っていきます。
成長する上で、足の歪みをしっかり矯正できるよう気をつけるポイントはご紹介しましょう。
靴のサイズはしっかりあったものを履かせる
お子さんの靴や服を買う時、「すぐ大きくなるから、サイズも大きめのものを選ぼう」なんて選び方があるあるです。
しかし、服は大きめでもいいのですが、靴はジャストサイズを選びましょう。
ジャストサイズの靴を履かないと、フィットできない分、歩きずらさから歩き方が変になります。
さらに、足も変形する可能性が出てきます。
子供の足の成長は、1ヶ月で1mm前後と言われています。
半年で0.5cm成長する計算ですね。
そのため、ジャストサイズの靴を買い、半年に一度靴を買い替えるようにしましょう。
このように、自分に合ったサイズの靴を常に履かせてあげるようにします。
靴のインソールは足の形にあわせる
靴の形が、歩き方や姿勢を悪くする可能性があります。
そんな時は、インソールの形を改善してあげるといいでしょう。
間違った靴選びは、大切な成長期に足から身体のバランスを崩してしまい、足の変形・歩行障害・姿勢の不良・発育への影響がでるのです。
↓お子さんにあったインソールの形を探せます。
http://www.mizuno.jp/walking/wear/insole/
姿勢が良くなる習い事
正しい姿勢や正しい歩き方を身に付けるのに習い事なんかも有効です。
- クラシックバレエ
- フィギュアスケート
- 新体操
特におすすめなのは、バレエです。
普段から歩き方を意識するようになるので、とても効果的ですよ。
親子で体操をしてみよう
普段から体操やストレッチをする習慣を身に付けさせることもいいですね。
専門のカイロプラクティックなどで習うなんてのも、一つの有効な手ですが、今は動画サイトでも簡単に探せますよ。
まとめ
日本人の多くはもともと多くの人が0脚で生まれてきて、成長とともに正常な骨格に成長していきます。そのため、基本的に子供はO脚なのです。問題は正しい姿勢や歩き方を身に付けさせてあげないと、歪みが治るどころか、その歪みは大きくなってしまいます。靴の形やサイズなどに気をつけてあげることで、正確な成長の手助けをしてあげられますよ。