長年履いているスニーカーを脱いだ時、「うわっ！くっさ！！」と感じたことがあります。
足の臭さって、たとえ自分のものでもほんと生理的に耐えられませんよね。
これが他人のものであれば、なおさらです。
今回はそんな足の臭いの原因と臭いを消す方法をご案内しましょう。
足が臭い1番の原因？
足が臭い原因はバクテリアが繁殖することでおきる悪臭です。
そして、そのバクテリアが繁殖する理由は発汗です。
通気性が悪い環境で、大量に汗をかくと、そのバクテリアが爆発的に繁殖するのです。
正確には、足から出る汗やその皮脂を、バクテリアが食べて必要以上に増殖、分解され、分解されるとき出るニオイがいわゆる「足のニオイ」です。
バクテリアの繁殖を防ぐ方法・消す方法
一番の予防は、足汗を防ぎ、足周りの環境が高温多湿にならないようにすることです。
足汗は足裏のエクリン腺から出ます。
エクリン腺からは1日に150ml～200mlの汗をかくといられており、通気環境が悪いと高温多湿となり、バクテリアが増える原因なのです。
足のニオイを消すには、バクテリアを消し、その繁殖を防ぐようにしてやることが大切です。
体臭を消すように足を洗う
まずは臭いの元である足を清潔に保ちましょう。
しっかりこまめにあらうことです。
原因でも書きましたが、足の汗や油を放置することでバクテリアは増殖し、その臭いを発します。
足の洗い方
- まずは足湯や湯舟にしっかり浸かり、汚れを浮かしましょう。
- その後、ボディーソープや石鹸で洗うのですが、臭いが気になる方は体用のボディーソープとは別に、消臭効果の高い石鹸で洗うことをおススメします。
- 指の間、特に親指の付け根などは汚れが残りやすいので、念入りに！
- 洗い終わったら、しっかり乾燥してから靴下を履きましょう。
ミョウバン水で洗う
洗う方法として、消臭用の石鹸で洗うのと同様に効果があると言われているのが、「ミョウバン水」で洗う方法です。
ミョウバン水ってなに？と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ミョウバンとは陽イオンの硫酸塩と金属イオンの硫酸塩の複塩の総称で、媒染剤や防水剤、消火剤、皮なめし剤、沈殿剤などに使われており、これを水に溶かして使うことで、足の消臭効果が期待されるものです。
足のニオイの原因はバクテリアの増殖によるものなので、その増殖を抑える効果があるのです。
ミョウバン水の作り方
ミョウバン水は水150mlに対してミョウバン5gを溶かして、「原液」を作ります。
ミョウバンはなかなか水に溶けないので完全に溶けるまで1日くらい時間をおいてください。
そして原液ができたら、これを10倍くらいに溶かしてスプレーボトルなどに入れ替えて足に吹きかけましょう。
この時注意点としては、ミョウバン水は冷蔵庫で保存しなくてはいけませんので、原液は冷蔵庫で保管して、使う分だけ薄めて使うようにすると長く使えますよ。
デオドラントを使ってみる
ミョウバン水を作るのが大変と言う方もいると思います。
足のニオイの原因が発汗なのですから、ニオイの元である汗を抑えるデオドラントを使用してあげるのも効果があるでしょう。
消臭シューキーパーで靴の臭いを消す
ニオイの元はもちろん足自体ですが、足の汗や油で染みついた靴も強烈なニオイの元となります。
しかし、足と同様に毎日洗うことはむずかしいですよね？
そんな時は、消臭効果のあるシューキーパーでその臭いを予防してあげるといいでしょう。
天日干しするだけでもかなり違う
臭いの強い靴を休ませる意味でも、天日干しをすることも効果があります。
天日干しをすることで、ある程度の消臭効果が見込めます。
天日だと、靴の痛みが気になるのであれば、日陰で干すようにしましょう。
応急処置には消臭スプレーも効果的
スニーカーなどは特に臭いの沈着がしやすいので、気がついた時には手遅れなんてこともあります。
一番はスニーカーを洗うことでしょうが、すぐ洗えないこともあるでしょう。
その時は、消臭スプレーを使用しましょう。
おすすめはメンズ用のファブリーズです。
消臭効果のある靴下を遣う
毎日キレイに洗っていたとしても、ニオイが出てしまう方は消臭用の靴下を使用しましょう。
足汗が多い方は、日中かく汗によりどんどんニオイが出てしまいます。
そこで通気性がよくムレにくい消臭用の靴下を履くことをおすすめします。
まとめ
足が臭い原因はバクテリアです。汗で靴下の中が高温多湿になることでバクテリアが増殖し、強い臭いを発生させるのです。そのため、足のニオイを消すためには、バクテリアをキレイに取り発生させないことが大切です。まずは消臭用の石鹸で洗い、デオドラントなどで発汗を抑えましょう。そして靴下は消臭用のものを履き、靴は消臭用シューキーパーでついたニオイを消せば完璧です。