歩きタバコが犯罪者扱いのような厳しい目線を向けられる世の中になっても、歩きスマホはいまだに無くなってません。
スマホに意識がいってしまってお構いなしで突っ込んでくるおばさんなんて、まさに歩く凶器。
悪気があるわけではなく、気づいていないだけというのが、言い分なのでしょうが、避けるのは前方から歩いてくるこっちなわけだし、本当にうざいですよね。
個人的には歩きたばこなんかよりも、よっぽど悪質で厄介な気がします。
歩きスマホを取締る法律ってないの?
結論から言うと、現在、歩きスマホを取締る法律は『ありません』
そのため、警察官も自転車の二人乗りは注意しても、歩きスマホは見て見ぬフリをしているのが現状。
正義ってなにかね?と、問いたい!
スマホの画面に歩きスマホはやめようと啓蒙メッセージが表示されるなどの企業努力はされていますが、ネットではそのメッセージを消すためのサイトなんかが存在する始末・・・
この記事を歩きスマホしながら、読んでいないことを願うばかりですね。
危険な事故も起こっている!
うざいで終わっているくらいならいいのですが、歩きスマホが原因で多くの事故が起こっています。
歩きスマホをしている本人だけがケガするくらいなら「ざまぁみろ」で終わりますが、関係ない人間まで巻き込んだり死亡事故にまで繋がるようなものはシャレになりませんね。
高まる歩きスマホ規制論
地図アプリなどで道を調べるなど、歩きスマホに情状酌量があるような場合もありますが、LINEやメールの確認や記事を読んだりと、「今やらなくても・・・」ということをしていて、他人に迷惑をかけるような輩は規制されるべき!といった声は多いでしょう。
考えられる方法としては、歩きたばこのように罰金でしょうか。
しかし、ここで問題がります。
歩きたばこを法律で規制した場合、その実効性が担保されるとは限りません。
車の飲酒運転とは違い、直接重大な事故の加害者になるという因果関係の立証も難しいため、多額の罰金は取れず、自治体側も予算や人手をかけて取締るということができないことが、容易に想像できます。
となると、今の歩きたばこ同様、少額の罰金で実際は抑止効果を狙うくらいのものでしょうか。
また、歩きスマホは年齢で制限もできないため、法令遵守の道徳観を植え付けることが難しく、実際に機能するかどうかといった問題もでてくるでしょう。
また、スマホ利用者の人数が多いため、取締る方の人数が足りないのも問題でしょう。
現状は啓蒙ポスターくらいで効果は・・・
引用:http://denkiiruka.xsrv.jp/archives/1357
鉄道会社や通信会社も責任として啓蒙ポスターなどで歩きスマホへの抑止をしようとしてます。
しかし、こういったものがどれほど効果があるかといったら正直疑問です。
信号無視が無くならないのと同じで、罰則やそれを取締る人がいない歩きスマホもなくならないのは当然でしょう。