新潟県って何地方かわかりますか?実は当の新潟県民ですら知らないらしいのです。本当のとこどうなの?ってことで調べてみてちょっとビックリしました。
北陸地方?中部地方?東北地方?
私が勤めている会社は、各都道府県に営業所があるような大きな会社ではありません。
そのため、エリアをわけて各支社がそのエリアにある都道府県の案件を対応するという決め事になっています。例えば、東京本社は関東エリア担当なので、群馬県の案件を対応し、大阪支社は関西、近畿、中国地方担当なので、広島県の案件を対応するといったイメージです。
そこで、エリア分けの際、物議をかもしたのが新潟県は何地方か?ということ。
北陸地方だというものもいれば、東北地方だというものもいれば、中部地方だというものもいれば、最後は関東甲信越っていうから、実は関東地方なんじゃないかなんて言い出すものもいて、会議は思わぬ方向へ脱線したことがあります。
実際、いろいろな場面でその定義は違います。
広辞苑で調べると、、、
中部地方と規定されています。
正確には中部地方の北東部という言い方になっています。
国土交通省、気象庁によると、、、
北陸地方と規定されています。
環境省によると、、、
関東地方と規定されています。
電力会社は、、、
東北電力の管轄になります。
ガス会社は、、、
北陸ガスの管轄になります。
なぜ、こんなことになった?
まず理由にあげられるのが、南北に広がりどの地域にも顔を出してしまう八方美人な形をしているからではないでしょうか。
ただ、南北と考えた場合、北陸地方か東北地方のはずです。
そこでなぜ関東甲信越という言葉ができて関東地方説が生まれてしまうのか?
新潟県は関東地方への憧れが強い!
新潟県には、「頼まれれば、江戸ま餅をつきに行く」ということわざがあるそうです。
名古屋出身の私からすると「なんじゃそりゃ?」という言葉ですが、それくらい昔から新潟県民にとっては関東は憧れらしいのです。
諸説によると、地方から東京へ上京している人数は新潟県民が一位という説もあるそうです。
まとめ
新潟県が何地方かようわからんという問題は、土地が複雑な形をしているという理由も大きいでしょうが、国土交通省、つまり国が北陸地方と定義しているのに、東京への憧れが強い新潟県民が関東甲信越と言っていることで、認識が定っていないことも一つの理由と言えそうですね。
とはいえ、国土交通省が北陸地方といっているなら、北陸地方で統一してしまいましょう!と私は言いたい。